合格体験記

合格体験記10

6類 /浪人/2018年度入学

 はじめに、この合格体験記では東工大の一般入試については書きません。一般 入試対策の勉強については他の方が色々と書いていると思うので、そちらを参考 にしてください。  そもそも私は東工大の一般入試には出願していません。従って一般入試の過去 問も解いたことがありません。前期試験は他の某国立大学に出願し東工大は AO 入試だけ受験しました。よってここでは東工大の AO 入試、特に 6 類 A(建築) についてだけ書きたいと思います。また受験は人それぞれだと思うので、受験の 乗り切り方等は各自考えてください。AO 入試受験を考えている方が見ていてく れたら嬉しいです。逆にそうでない方はこの体験記は役に立たないと思います。  まず、AO 入試では出願にあたり志望理由書を提出する必要があります。私の 場合は、大学で建築の意匠について学び、将来は設計の仕事につきたいと思って いたので、そのことについて書き、予備校の方に見てもらったりしていました。 志望理由書が合否に影響するかはわかりませんが、入試要項を見る限り、おそら くほぼ関係ないと思ったのでそこまで時間をかけていません。  次に試験の内容についてですが、AO 入試の場合、まず第一段階選抜ではセン ター試験(5教科7科目)を課し、第二段階選抜で個別学力検査(総合問題)が あります。センター試験の点数は二次試験の足切りのみに利用され、最終的な点 数には含まれませんが、私が思うに、AO 入試においてセンター試験の結果がと ても重要だと考えています。なぜなら、30 年度入試では二次試験の受験者数は 募集人数の2倍であり、総応募者数が募集人数の約 10 倍であったことを考えれ ば、センター試験による第一段階選抜さえ突破すれば合格の確率がかなり上がる と考えられるからです。足切りのボーダー点は毎年公表されていませんが、私の 周りの AO 合格者の話を聞くかぎり、6 類 A のボーダーは 30 年度入試の場合、 約 85% であると予想しています。そして次の第二段階選抜(個別学力検査)で は 6 類 A の場合、造形課題が出題されます。具体的には数学を応用した立体の スケッチが出題されますが、私の場合、この対策として駿台お茶の水校で開講さ れていたデッサン講習を受けてみました。ただ、私自身これは受験生活の息抜き 的な目的で受けており、特に現役生は受ける必要はないと思います。そもそも私 はデッサンにある程度自信があったので、あまり心配はしていませんでした。デッ サンに自信がないという方は試しに受けてみるのもいいかもしれませんが、AO 入試の過去問が東工大のホームページからダウンロードできるので、それを解い て学校の美術の先生に見てもらうというのが最も現実的で効果的な方法だと考え ています。  意外と知られていない東工大の AO 入試ですが、必要な準備はあまりなく、必 要なセンター試験の点数もそこまで高くないということを考えると、センター試 験が得意な人はぜひ受けるべきだと思います。実際、私も他大学の試験対策をす る中で東工大の AO 入試を受験しましたが、特に負担に感じることはありません でした。また AO 入試で落ちても一般入試があるので比較的気楽に受けられると いうのも良い点だと思います。受験生活、特に浪人生活は苦しいこともあると思 いますが、頑張って下さい。