二次試験の英語について

英語  1日目(2/25) 14:00~15:30(90分) 配点:150点/750点

1.特徴

 東工大英語は、大問1が2000語弱80点の配点、大問2が1000語程で70点の配点となっており、一般的には「超長いけど実はそんなに難しくない」と言われています。速読する力があれば、大きく失敗することはないでしょう。
 また、文章のテーマとして理系の専門的なものが多く、見たことのない専門用語が数多くでてくることもあります。

2.傾向分析

 設問としては1つの大問に対して、和訳・英作文が4題程度、内容理解に関する選択問題が3題程度、要約や説明などが1題程度出題されます。いずれも基礎的な文法や単語がメインなので、大学入試共通テストの延長線上のように考えてもいいかもしれません。
 文章の内容は毎年変わりますが、小説や随筆が出ることはまずないでしょう。内容が抽象的な説明文がよく扱われるので、文章の論理展開をきちんと追うように心がけましょう。
 また、和文英訳においては、解答に使える単語やフレーズが必ずといっていいほど文章中にあります。難しそうな語彙でも、きちんと読んでいればそれが活用できるので設問箇所の前後は少しペースを落として正確さを追求して読み進めていきたいところです。

3.対策

 東工大英語では、文法問題が出ません。高得点を取るカギは長文を読む速さとその正確さをバランスよくこなすことです。和文英訳・英文和訳では文法事項にミスがないかを入念に注意しておきたいところです。文中の内容を考慮してうまくまとめるよりは、赤本や予備校が公開している解答に近づけるように努力しましょう。
 まず、速読の練習としては、東工大の過去問や英字新聞を読むことです。問題演習の付いた文章でなくてもよいので、とにかく長い文章をたくさん読みましょう。量を読むことが一番にして唯一の対策です。また、文中に知らない単語が出てきても、できるだけ類推して立ち止まらずに読み切りましょう。難しい理系単語が多く出てくる東工大英語では、類推する力が重要になります。
 長文に慣れてきたら、和文英訳と英文和訳の対策に取り組みましょう。東工大の英文和訳では、基本単語が多く含まれる文章に強調などの構文を加えてミスを誘うような問題が多いので、文中の単語一つ一つの役割をしっかりと確認するようにしましょう。和文英訳は基本的なものが多いので、確実にわかる単語を使って簡潔に表現しましょう。
 

4.最後に

 ここまでいくつかの試験対策を述べてきましたが、それでも英語がどうしても苦手だという方もいると思います。あるいは、色々な対策をして自信満々で挑んでも、試験本番になって英語がさっぱりわからなかったということがあるかもしれません。そんな時は、「英語のことなんてさっぱり忘れてしまおう!」という気概が必要です。英語で失敗しても他の教科で取り返せますし、英語のせいでモチベーションが下がり他の科目に影響が出たら元も子もありません。東工大を受験する人の多くは英語が苦手なので、英語の点数がふるわなくても周りとの差はつきにくいでしょう。むしろ、英語の出来が良いならチャンスです。点数的にもモチベーション的にも、周りの受験生より優位に立っています。そのまま逃げ切りましょう!