二次試験の物理について

物理  2日目(2/26) 9:30~11:30(120分) 配点:150点/750点

1.特徴

 東工大の物理は、大問3題形式で、それぞれの大問に40分かけることができます。しかしその分、計算の分量は多く、全ての問題を解ききるのはかなり難しいため、ある程度の取捨選択が必要です。

2.傾向分析

 力学と電磁気に関する問題が毎年出題されています。また、複数の分野にまたがる出題も多く、2020年度は大問2で、電場と磁場が両方存在する空間で運動する荷電粒子に関する問題が出題されました。
 ほぼ全ての設問で導出過程を記述させる形式をとっており、答えだけでなく考え方も重視する傾向にあります。また、グラフや図を描かせる問題も出題されます。
 試験時間が長い分、計算が煩雑になることが多く、計算ミスをしないことも重要になります。

3.対策

 導出過程の記述は解答欄がかなり狭く、必要最低限の情報のみを書く必要があります。具体的には、使った法則や近似計算の前後などです。普段からこれを意識して問題演習に取り組みましょう。
 東工大の物理で出てくる設定は、いわゆる典型問題とは異なる独特なものが多いため、情報を一つ一つ整理し、複雑に見える問題設定を簡単なものの組み合わせに帰着させることが大切になります。ただ公式を覚えるのではなく、どういう過程で導出されたのか、どんな時に使う公式なのかをきちんと理解するよう心がけましょう。
煩雑な計算や情報の整理については、東工大の過去問を解くことで対策できます。高校物理の範囲を一通り履修し終えたら、早いうちから過去問演習に取り組み、経験を積んでおくと良いでしょう。

4.最後に

 東工大を受験する人の多くは物理を得意科目としており、7〜8割を普通に取ってきます。苦手意識のある人でも、公式の正しい使い方や導出のコツを掴めば一気に得点できるようになります。他の科目で補うといったことは考えず、演習を積み、しっかりと得点源にしていきましょう。