東工大では、1年を4つの期間に区切って授業するクォーター制を導入しており、そのクォーターの最後に期末考査が実施されます。基本的に7~8日ほど、授業とは別に日が設けられますが、授業の中で行う科目もあります。また、高校の期末考査のようにほぼすべての科目で実施されるわけではなく、一部の科目に限られます。期末考査とは別に、期末レポートといった課題を出す科目もあります。
テストが早く解き終わった人はテスト時間内でも退出できることがあります。これを活用すると早く帰ることや、次のテストの対策の時間にあてることが出来るので便利です。
期末考査は1夜漬けの勉強でも及第点を取ることはできますが、転院を考えている人や、良い成績を取りたい人は1週間前からは勉強することをお勧めします。意外と落単(単位を落とすこと)します。
自分が実際に期末考査を受けた科目の1部について紹介しますが、担当教員によって全く異なるので、あくまで1例です。
試験時間は100分で、70点分が語彙に関する問題、残り30点分が記述でした。
教科書の内容からの出題で、語彙の問題は教科書そのままだったので易しかったです。自分は40分ぐらいで退出しました。
数学の微分積分について学ぶ科目です。
試験時間は同じく100分でした。やはり大学数学は難しく試験対策に時間がかかった覚えがあります。とはいえ、高校数学を拡張しているものなので、授業をちゃんと聞いていればちゃんと点は取れるようになっていました。
東工大では生物の科目の一部が必修科目になっています。この科目の試験時間は60分で全員が同時に行います。問題形式は全て4-5択問題なのですが、「答えを全て選べ」のような問題が存在するため簡単では無かったです。
簡単ではありますが、試験について紹介しました。ちゃんと授業を受けていれば単位を落とすことはないと思うので、「レベルが高くてついていけないかも」と心配する必要は全くないと思います。
以上 東工大の期末考査でした!