授業内容

ここでは主に入学して最初に受ける1年次の授業について説明します。東工大では2年次より系所属をして専門的な内容を学習するため、1年次は主に基礎的な教養科目を中心に学習していきます。1年次の科目は数学、物理、化学などの理工系教養科目、所属する学院の専門科目を学べる初年次専門科目、文系教養科目、英語科目、その他科目に分けることができます。

理工系教養科目

理工系教養科目は、専門科目を学ぶ上で最低限必要な数学、物理、化学などの知識を身につけるための科目です。必修科目に設定されているものも多く、難易度も高いため、1年次の中心となる分野です。

数学

数学は微分積分学および線形代数学を必修で学びます。どちらも高校数学を発展させた内容で、初めてだとかなり難易度が高いと思います。数学の授業では講義とセットで演習が開講されており、講義の内容を効率よく復習することができるのでうまく活用しましょう。また、わからないところは友達に聞くと良いです。難しいからこそ友達と協力して仲良くなるきっかけにもなります。

物理学

物理学では前期で力学、後期で電磁気学をそれぞれ必修で学びます。どちらも微積、ベクトル演算の知識を使った内容なので、高校までで慣れていない人は苦労するかもしれません。こちらも演習の授業が開講されているので、問題を解きながら大学の物理に慣れていくと良いです。

また、物理学では実験も開講されています。実験では基本的な操作、レポートの書き方なども学べるのでおすすめの科目です。

化学

化学分野では、有機化学、無機化学、化学熱力学、量子化学の4つの分野を各クォーターごとに必修で学びます。大学の化学では、「電子軌道」という新しい考え方を導入して説明していくので、筆者も慣れないうちは大変苦労した科目です。毎回の授業後の復習をしっかりやって遅れをとらないようにしましょう。

実験も開講されていて、化学分野の実験の基本的な操作を学ぶことができます。

生命科学

東工大では生命科学も必修となっています。東工大は生物をやっていない人がほとんどなので、そのレベルに合わせた授業をしてくれます。他の科目はクラスごとに内容が異なりますが、生命科学は全員が同じ内容で学習するので、友達と協力しながら乗り切りましょう!

実験も開講されており、解剖などの生物に関する実験を行うことができます。

その他

必修科目ではありませんが、このほかにも様々な科目が開講されています。

PCの基本操作や東工大のオンライン上のシステムを学べる情報リテラシーや初歩的なプログラミングを学べるコンピューターサイエンスといった情報系の科目、天体の運動や地球上のプレート運動の仕組みなどの分野を学べる宇宙地球科学などがあります。

初年次専門科目

初年次専門科目は、各学院でそれぞれの専門を学ぶことができます。例えば筆者が所属する理学院では、理学院の各系で行われている研究の紹介、2年次から学習する内容の紹介、研究室見学など、今後の進路を考える上で役に立つ授業が多かったです。

文系教養科目・英語科目・その他

東工大にあるのは理系の授業だけではありません。ここでは理系科目以外のものを紹介します。

まず、東工大の大きな特徴として文系科目が必修となっています。文系科目は心理学、経済学、芸術、歴史学、文学など様々なものが開講されていて、興味のあるものを選ぶことができます。また、1年の最初には東工大立志プロジェクトという独特な科目があり、講演会などを通して大学生活を見通すことができます。

そのほかには英語、第二外国語の語学が必修になっています。

ここで紹介した科目の他にも、東工大では様々な授業が開講されています。とてもここには書き切れないので、東工大に入学したときに改めてチェックしてみてください。